認識と自覚が変われば、性格も人生も自然に変わる。

心の仕組み

この記事では、根源的な心の仕組みのお話から、心のコソ練でご提案する幸せな心の使い方をお伝えしていきます。

 

以下の内容は、非二元の見地から本質を語るメルマガ『週刊・心のコソ練』のコンテンツを、抜粋・再編したものです。

こうしたお話が初めての人は、頭のなかが「?」でいっぱいになってしまうかもしれません。

 

何が書いてあるか、さっぱり理解できなくても、ひとまず読み進めてみてください。

一通り目に触れさせることで、今のあなたにピッタリな気づきと理解がやってきます。

 

一人一人が、自分の見る世界を作っている。

私たち一人一人が住んでいる世界は、本人の認識と自覚でできています。

自分の中であいまいになっているもの、つまり明確に意識していないものを、自分の見ている世界に存在させることはできません。つまり、明確に認識していないものは、自分にとって「ない」も同然だということです。

なぜなら、認識があいまいな状態だと、人生のなかで、それを意識的に活用することができないからです。

 

本当に幸せに生きていこうと意図するなら、今、自分が見ている世界を丁寧に観察するのが第一歩だと思います。

今見ている世界の中で、自分が、何をどう認識しているのか、ひとつひとつ確認してみるんです。

そのうえで、そう認識することで、自分は幸せでいられるのか、問い直してみましょう。

 

 

無意識な人生は反応し続ける人生。

多くの人は、ご本人が思う以上に、無意識に生きています。

自分の「外側」にある世界や、そこにいる「他人」、そこで起こる「出来事」が、自分に何らかの影響を及ぼしている、と思っています。

それが当たり前だと思っているので、そう思っていることに気づいていないかもしれません。

 

その状態で生きていると、自分の「外側」で起きていることに、絶えず反応し続ける人生が続いていきます。

そうやって反応し続けていると、自分が何をやっているのか、ふり返る間もなく、時間が過ぎていきます。次から次へと反応しなければいけないので、そこで起きていることを理解する暇もないでしょう。

 

本人は、そうした反応、もっというと無意識な反射の繰り返しを、自分の性格、自分の人生だと思っています。

ですから、反応し続けている自分を「ありのままの自分」だと認識し、そのままで、どうにか幸せになる方法を模索し続けます。

 

そもそも、本当の自分とはどんな存在なのか。
本当に幸せに生きるためには、
どこに目を向けるべきなのか。

本質的な問題にまったく気づかないまま、時間が過ぎていきます。

 

 

この世界の自分も、認識と自覚でできている。

自分の性格・自分の人生は、認識と自覚でできています。

認識と自覚が変われば、自分の性格も、人生も、自然に変わります。

本当に幸せに生きたいと思うなら、自分が認識していること・自覚していることを、まず疑ってかかる方が、一番手っ取り早い方法です。

 

心のコソ練に慣れていくと、自分の心で何が起きているのかを、まず見る習慣が身につきます。

そのうえで、自分の認識を問い直したり、ときには疑ったりしながら、自分を幸せにする道を選び取れるようになっていきます。

 

やがて、自分が見聞きする世界のなかで、心地よく生きている自分を認識できるようになります。

心地よく生きているという認識が、幸せに生きているという自覚へとつながっていきます。

 

 

「反応の世界」に気づいたら、出る。

とはいえ、どんなにコソ練に慣れている人でも、オーバーワークな毎日が続いていたり、逆に、意図を持たない毎日が続いていると、あっという間に「反応の世界」に没頭していきます。

「反応の世界」では、起きていることにいちいち反応するから、ひたすら忙しい。

ときにはそれが、人生の充実感に見えてしまうことすらあります。

 

これは万人に共通な心の仕組みです。
誰にでも起こりうることなので、気づいたら、戻れば大丈夫。

 

 

本当の人生は「反応の世界」の外にある。

「反応の世界」から出ることを一瞬一瞬意識しはじめると、自分が何に目を向け、どんなことに心の力を使えばいいのか、考えるようになります。

ここからが、本当の意味でのクリエイティブな人生です。

 

自分にふさわしいのは、どんな思いなのか。
自分ふさわしいのは、どんな意図なのか。

折に触れ、天の采配(≒私たち本来のありよう)に問いかけていきましょう。

きっと、今の自分にわかる方法で、気づきやアイデアがやってきます。

そんなふうにして都度問い直し、選び直していくことで、蓄積されていくのが、本当の意味での「自分らしさ」です。

 

 

ひとつの望みが人の数だけ意図になる。

ものの見方や考え方、行動や言動が、自分とはまったく違うように見える人でも、心の底で本当に望んでいることは、ひとつしかありません。

それは、自分もみんなも、そのままで大切にされ、尊重されて、幸せに生きること。
自分を大切にし、みんなのことも大切にして、みんなで幸せに生きること。

これは、私たちがふだんは忘れている、私たち本来のありようそのものです。

 

一方で、それを人生のなかで、どう認識し、どんな形で実現していくかは、一人一人違います。

私たち全員に宿るひとつの望みは、それぞれ違う意図となって、一人一人の心に宿ります。

そして、一人一人の人生のなかで、天の采配に育まれながら育っていきます。

 

私はそこに、この世界で生きる面白さと神秘を実感しています。

本当の意味で、一人一人の違いを楽しめるし、それぞれが絶妙に関わり合い、助け合いながら、お互いの意図が実現していくのを見届けることができます。

そこに競争やいさかいはありません。
あるのは、確かな信頼と、天の采配を面白がる好奇心だけ。

 

そんな世界を一緒に見たくて、心のコソ練をご提案しています。

 

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なおちん

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