毎週水曜配信のメルマガ『週刊・心のコソ練』第350号でご提案した、年末におすすめのコソ練メニューをこちらのブログにも載せておきます。
今回のテーマは「写真で1年をふり返る」。
やってみるとなかなかに印象的な体験ができますので、よかったらお試しください。
簡単な手順とコツをお伝えしておきますね。
心が動いた写真をひと月に1枚選ぶ。
みなさんの多くが、スマホで日常的に写真を撮っていることと思います。
それらをザザザーーーっとふり返り、一か月ごとに一枚、「これだ!」という写真をピックアップしてみましょう。
その際、映え写真かどうか…ではなく、どれだけ心が動いたかを基準に選ぶようにしてください。
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これ、地味だけど大切なポイントです!
選びたい写真がない月は、無理に選ばなくても大丈夫。
枚数にこだわらず、写真を見て、その時期に思いをはせたときの心の動きに目を向けてみましょう。
選んだ一枚に一言添える。
次に、選んだ写真一枚一枚に、タイトルかキャッチフレーズ、キャプションをつけます。
写真がない月は、選びたい写真がないことに意味があります。
その時期にどう過ごしていたかに思いをはせ、その月に対して、タイトルかキャッチフレーズ、キャプションをつけてみましょう。
いずれにしても、深く考える必要はありません。
なんとなく思いついた言葉を添えておけばオッケーです。
選んだ写真をひとつのアルバムにまとめる。
12か月分12枚を選んだら、それらをひとつのアルバムにまとめます。
紙媒体がお好きな方は、フォトブックを作ってみるのも楽しいと思います。
写真がない月は、言葉を残しておきましょう。
12枚の写真について誰かに話す。
さて、大切なのはここからです。
そうやって選んだ12枚の写真とタイトルを誰かに見せて、あなたの2022年について話をしてみて下さい。
情報発信をしている方は、SNSやブログに載せてもいいでしょう。
ここまでが、ひとつの練習メニューです。
自分で選んだ写真とタイトルを見ながら、2022年について語る。
そのときに感じたこと、気づいたこと、受け取ったことが、この練習メニューからのギフトです。
ひと月一枚にしぼりこめないときは、テーマごとに分ける。
やり方について、少し補足をします。
とてもじゃないけど、ひと月1枚に絞り込めない!という方は、テーマを決めて、ひと月に1枚を選んでみましょう。
たとえば、
「おいしかったもの」というテーマで12枚、
「心に残った空」というテーマで12枚、
「旅先の景色」というテーマで12枚、
といった感じでまとめると、楽しいと思います。
映え写真縛りで、12枚選ぶ…ってもアリです(笑)
「今月の超~映え写真!」って感じかな。
心が動いてかつ、映え写真。
最強の12枚が並びそうです。
また、何か作品を作っている人は、ひと月一枚という枚数にこだわらず、作ったものを時系列で並べてみるやり方もあります。
テーマを決めて一枚ずつ選んだ場合でも、写真に言葉を添えるのを忘れずに。
写真の出来・不出来ではなく、自分の心が動いたこと…という基準で選んでいくのも同じです。
ついでに写真の整理をするのもおすすめ。
この練習メニューと合わせて、過去の不要な写真を片付けていくのも超~おすすめです。
デジタル保存されている写真は、物理的な場所はとりませんが、スマホやパソコン、記憶媒体の容量は確実に消費しているんですよね。
この件に関しては別途解説があるので、また別の機会に。
ひとまず、気が向いたら、もしくは気が乗るようなら、12枚の写真を選ぶのと合わせて不要な写真の整理をしてみてください。
写真の整理をすることで疲れ果て、気が下がるようなら、さっさとやめましょうね(笑)
さいごに。
写真でふり返るコソ練は、年末はもちろん、月末や季節の変わり目、自分にとっての節目や転機にやってみると、面白い発見ができます。
記憶だけで過去をふり返ると、多かれ少なかれ今の気分の影響を受けます。
一方で写真には、撮影したときの心の動きが思いのほか明確に残っています。
すっかり忘れてしまっているけれど実はとっても大切なことを、過去の写真が教えてくれるかもしれません。
楽しそうだ!と感じたら、ぜひお試しください。