今日からの3日間、月末におすすめの練習メニューをご提案します。
最初のテーマは、
今月をふり返ってみましょう。
このメニューは、音声でもお聞きいただけます。
音声を聞きながら、この記事を読むのもおすすめです。
目で見てわかるものを使ってふり返る。
今お手すきの方は、ほんの数分時間を取って、この一か月をふり返ってみてください。
今すぐふり返ってもいいし、あとで手の空いたときにふり返ってもオッケーです。
どちらにしても、この一か月をふり返ってみようという気持ちが、あなたの心に幸せをもたらしてくれます。
さて。
丁寧にふり返ってみたい方は、この一か月、どんな行動をしたのかがわかるもの、たとえば、スケジュール帳やカレンダー、お仕事の日誌や記録、作品や成果物などをさーっと見直してみましょう。
情報発信をしている方は、ご自分が発信したものを見直すと効果的です。
何でもよいのですが、目で見てわかる記録や結果を使うのがポイントです。
こうすることで、今の気分や当面の懸念事項に左右されることなく、等身大に一か月をふり返ることができます。
ふり返りのお供として、かなりおすすめなのが、スマホで撮った写真です。
写真には、あなたが心動かされた瞬間や、必要に迫られて記録した瞬間などが残っています。
これらを目で追うと、そのときの気分や感情、身体の感覚も合わせて、思い出すことができます。
この一か月、あなたはどんなふうに過ごしてきましたか?
印象的だった出来事や体験はありますか?
それは、どんなことでしょうか?
この一か月で、やったこと・進んだこと・できたことはありますか?
それは、どんな形で残っていますか?
もう少しで終わりそうなこと、出来上がりそうなことはありますか?
できれば、今月中に終わらせたいこと、決着をつけたいことはありますか?
ぼーーーっと思い出してみて、書きとめておきたいことが見つかったら、記録しておきましょう。
特に、今月中に決着をつけたいことは、ちゃんとメモしておくと、残りの時間で進めることができます。
この練習メニューを月の最後の日じゃなく、最後から三番目の日にご提案しているのは、今月の心残りを片づける時間を作るためなんです。
心残りでなくても、あと3日で、なんかもうひとつやりたいことが見つかったら、それもやってみましょう。
できたこと・やったことから力をもらう。
今日の練習メニューのポイントは、あなたが残した記録を使って、実際にやったこと・できたことを、等身大に見届けることです。
頭の中の印象や気分、セルフイメージじゃなくて、実際の記録・結果を見て、等身大にふり返ることに意味があるんですよね。
やったこと、できたことを、ひとつずつ見直していくと、この一か月、本当によくやってきたなあ…と思えます。
そうやって、自分がやってきたこと・できたことから、力をもらいましょう。
そのうえで、あと3日で片づけたいことがあれば、サクっとやってしまいましょう。
大丈夫、きっと、スルっと上手くいきます。
自分なりのやり方を作っていきましょう。
この練習メニューは、来月も、月末の3日前にご提案します。
繰り返し練習していくと、一か月のふり返りに何を使うのか、あなたなりのやり方がわかってきます。
やったこと・できたことから力をもらう…という感覚が理解できると、記録を残す習慣・写真を撮るという習慣も、自然に身につきます。
こうしたプロセスは、割と簡単にできて、効果の高いセルフコーチングになると思います。
何度かやってみて、あなたなりのやり方を作っていきましょう。
今日の練習メニュー
今月をふり返ってみましょう。
練習のポイント。
- 目で見てわかる記録・実績を使って、一か月をふり返る。
- スマホの写真を見直すのもおすすめ。
- できたこと・やったことから力をもらう。
- ふり返る習慣ができると、ふり返る材料を残す習慣もできる。
明日は、月末にオススメのコソ練2日目のメニューをご提案します。
ここまでのおつきあい、ありがとうございました。